見た目ばかりに気を取られてはダメ!デザイン住宅だからこそ居住性とのバランスが大事!
見た目ばかりに気を取られてはダメ!デザイン住宅だからこそ居住性とのバランスが大事!
デザイン住宅は、バランスを重視した生活感のある物件を目指す必要があります。
デザイン住宅で気を付けなくてはならないのは、見た目と比較して居住性が失われてしまう可能性を否定できないという点です。
元々、デザイン住宅は内装や外装に関して通常の物件とは異なる観点から話を進めていかなくてはならないものです。
例えば、海外の物件のような華やかな状態にしたいと考えている場合には、こだわりを持って素材まで海外から取り寄せる業者もあります。
確かに、こういった方法を採用しているところでは日本国内であっても本格的な海外の住宅のような外観や内装を実現できます。
しかし、日本は災害が多くて海外と同じような建築基準では建設を進めていくことができません。
できる限りその形に合わせて設計や建設を行うことは重要ですが、どこかで妥協をしてきちんとした居住性も確保する必要があります。
バランスの取れた設計にすることで、初めて快適な生活を実現できます。
デザイン住宅の間取りにおける生活動線の考え方
人生で一番大きな買い物であるマイホームは、理想のデザイン住宅を建てたいという方も多いはず。
家の中のアイテムは後で変更することができますが、間取りは一度決めたら変えられません。
検討時に次のようなポイントを考慮することが重要です。
1つめは水回りの生活動線を短くすること。
主要な家事である料理と洗濯をできるだけ狭い範囲で完結出来るよう、キッチン・脱衣所・ベランダを結ぶ線ができるだけ短くなるようにしましょう。
さらにこれらがぐるぐる回遊できるような間取りになっていると、その都度最短ルートを選べるので便利です。
2つめは玄関から直接風呂場に行けることです。
子供が汚れて帰ってきたときに、廊下やリビングを通らずに風呂場に直行できると家の中が汚れずに済むので便利です。
3つめは、2階建ての場合、階段はなるべく中心に持ってくることです。
階段が家の端にあると、その反対側にいる時に2階に行こうとした場合に、かなり長い経路を通ることになり、これが意外と面倒です。
デザイン住宅を建てる際には、これらの効率性も考慮した間取り設計を行いましょう。